構えていて何を書いて良いかわからぬまま
SNSでは結構書き込んでいて、あれはきっと、少しは知り合いがいるからその中で書きやすかったのか、ここではやたらと、何やら上手く書けない。
いや、あっちだって時に支離滅裂で、思いつくまま、モノローグをそのまま指先に表しているだけなので、酷いもので、、、、
そんなことをしている間に、様々な出来事があって、そして私はそれを書ききれないまま、こんなにここも放置気味になっていて。
いかんなぁ。
少し、あっちのように書いていこう。
と、去年、思い切り同じことを書いている。
笑えるな。
去年の元旦に、たった2人の家族の、息子が死んだ。
元旦に。
そして彼は、メンタルな病のためにかなり苦しんでいて、元々、そんなに強いタイプではなかったのに、懸命に頑張って、そんな姿を見ながら、私は甘やかしもせずに、心を痛めて、身体中から悲鳴をあげたいほどの、痛みを感じながら、そして彼を甘えさせなかった。
いろいろな事があったのだけど、彼は本当にあっけないくらい、転倒して頭を打って、そして2週間ほどで亡くなる。
もう、脳髄が圧迫されているので生き延びても植物人間。と宣言され、私の中では、どうしたら良いかわからなかった。
決断は今からしてください、緊急の時にバリバリに肋骨が折れますが、心マしてでも助けますか?そう言う処置はしませんか?
非情。でもガンガン救急で運ばれる病院は、ドクターは、そうせざるを得ないのかも知れない。
彼の病気の長い苦しみや、性格を考えたら、楽になって欲しかった。
そして2週間、病院から帰れと言われも、帰らずにそばに居続けて、彼の最後までいた。
その2週間も、私のエゴなのか、彼の生命力なのかわからないもので、生き続けた。
亡くなった後の彼は、別人の様な顔になり、スッキリとしたイケメンだった。
顔は、苦悩や想いが造るのだと感じた。
こんなにちゃんとした大人の男性だったのに、彼は生きている間はいつまでも子供の様で、若くて、甘えた顔をしていた。
なくなったらこんなに大人で、しっかりしている顔つきなのに、別人だった。
私に甘えて居たかったのか。
甘えていることさえ気づかなくて、そして病になったのか。
そして私は還暦からたった独りになった。