uchunohazama’s blog

孤独がデフォルト。

色々あって誠によろしくない。

この家を売って、引っ越して、、、

ということをした。

もう間も無く引っ越しだ。

 

 

この半年近い間、私の精神状態はかなり不安定になっている。

私の意思で、両親と、息子の成長の思い出全てを捨てようというのだから、やはりなんとも言えない色々な気持ちが私を襲う。

 

なんなのかわからない落ち着かない気持ちは、色々な気持ちが綯交ぜになっていて、どれ、どんな、とわからない。

誰かと話して気持ちを整理したいのだけれど、なかなか、その相手もいない。

 

そんな気持ちでの仕事の帰り、私は足を捻って転ぶ。肋骨を折る羽目になるのだけれど、1週間ほどは、様々な物でごまかして、鎮痛剤やら湿布やら、、で、どうにも痛みが尋常でなくて、痛みより体全体が怠くなって医者に行ったら肋骨を折っていた。

 

やっとコルセットで痛みが楽になって横になっている時に、お父さんお母さん、すみません、この家を売ります。と口をついて言葉が出てきた。

 

少し心が軽くなった。

 

それでも家の売買が進んできたりすると、また心が落ち着かない。

 

両親への感謝と、申し訳なさは毎日のように唱えている。そのうちに今度は指の腱を切る。

 

その痛みや不自由さは、もう一月半経つのにまだ治らない。とても時間が掛かっている。

その間に荷物を片付けて行くのだけれど、その度に悲しくて涙が止まらない。

 

この家には父の結婚する前からの宝物もあれば、息子の宝物もある。

 

父の宝物は、またいつか、ブログにあげようと思うけれど、若い男性の、迷う姿、戸惑う姿を書いた手紙であり、父はそれを大切に持っている。叔母が祖父に宛てて父の姿を書いているのだ。

 

父はそれを持って、自らを律していたのだと思う。私にとっても宝物になった。

 

色々な写真もある。本は捨てた。

私の本と合わせて、600冊ほどあった。

とても次の家には運ばないし、運んでも読みきれない。

なので、古本屋さんに売った。

 

一つ一つの行為が悲しくて、別れもいよいよとなるとかなりこみ上げるものがある。

 

私の決断、私のやっている行為だから全て私の責任として私に降りかかってくる。

 

重い。

 

 

息子ともいつも話しながら片付けている。

 

 

 

息子は生きている方が良かったのだろうか。

あちらに行った方が楽だったのだろうか。

 

最後に私の手を握りしめたのは、苦しかったからだろうか。

何か言いたかったのだろうか。

 

それは生きたいと言っていたのだろうか。

 

 

 

 

私は、、誠に精神状態がよろしくない。

こういう時にこそ、友人にそばに居て欲しい。

 

 

でもなかなか難しい。

9月から頼んでいるけど、報われていない。

 

みんな忙しく、みんな大変だ。

私は友人の抱え込んでパンパンな姿を見て、やはり心が痛む。

あなたが全て抱えたら、誰も抱えられないよ。

あなたが全て手放したら、思い通りではないかも知れないけど、誰かが少し抱え始めるかも知れない。

 

でも、もう必死になってて、私は体を心配してしまう。

 

 

まだわたしの順番は回って来そうにないなぁ。

私の為に時間を割いても、きっと豪華な試食みたいに、切り取られた時間になってしまう。

 

逆に私の家にゆっくり時間作って泊まってくれれば、ホッとするのかなぁ。。。

 

 

などと思う。

 

 

だからとにかく、私はちゃんとやるべきことをやって、他人様に迷惑がかからないようにして、次にステップを踏まなくてはならない。

精神状態は誠に不安定ではあるけど、しっかりしなくてはならない。

 

 

本当は泣きたい。大声で泣いて、泣いて、うわぁと、叫べたらきっとスッキリする。

でも、涙はじんわりと出ては心を締め付けて、もう流れない。

 

 

その繰り返しがしんどい。

 

 

 

誰にも言えない色々な親子だけの秘密のことが、私を動かなくする。

人の前に出る精神状態はとっくに萎えて、もう、買い物してても数は歩けば悲しみで前屈みになる。

 

この町の、この空ともお別れだ。

全ての風景が、過去になる。

 

完全なるアナザースカイ。

 

 

 

そこに行ったら泣けるのか、泣きたい、泣いて息子と2人で話したいことが沢山ある。

 

 

だから引っ越し先の、ベッドルームに、仏壇を置くことにした。

私は忙しくなって引きこもり始めたら、ベッドルームから出ないと思ったからだ。

今度の家は二階リビングだから、ちゃんと二階に行かないと、何もできない。

 

 

風呂とトイレとベッドルームは下にある。

ということは、引きこもり始めたら、絶対ここに篭る。計算済みである。

そして古いレンジも部屋に置くことにした。

 

 

これで私はどんなに忙しい時でも、息子と両親に挨拶をして、風呂に入り、そして仕事に行く。食事はレンチンで、近所のコンビニ食になっても大丈夫だ。

 

 

そうしたらきっと何か答えが見つかる。

私はそう思ってこの家に決めた。

 

 

 

本当は友人がそばに居て欲しかったけど、みんな自分の人生に起きていることで忙しい。

私の親でさえ、そうだ。

当たり前の話で、その合間にどれだけ真剣に話ができるかなんて、偶然みたいにベクトルが合うのを待つのも疲れる。

その度にがっかりするのも悲しすぎる。

 

 

みんな、ガチガチになって突き進まなくてはならない時がある。

パートナーや家族に当てつけたり、頑張る姿を励みにしてもらいたかったり、ここで負けてはならないと思う。

 

私もそうだったから、良くわかる。

 

思い切りやって、あれ?自分がやったから誰もやらなかったのかも知れないな、と気づく頃には、すべては終わっている。

 

だからみんなやることをやる時にやらなくてはならないのだ。

 

 

わかっているから引いた。

 

 

私は私の生き方を、自分の中で見つけなくてはならない。

 

 

私の精神状態がとても良くない。

とても不安定だけど、ここにこうして書いて、少し楽になって行く。